ブログ始めまーす!
って・・・? なに?急に。そんな趣味の人でしたっけ?
そもそも、IT系のモン、見るのも触るのも大嫌いと違いました?
はい、そうなんです。そうなんですけど、ちょっと思うところありまして・・・・。
ここでは、自己紹介もこめて、IT系やSNS系、大の苦手がボクが、なぜ急にブログを始めようなんて思ったのか、その動機を語りたいと思います。
このブログのオーナー「みどるさなぎ」について
まず、みどるさなぎは、50歳を超えた、中年男性です。(「壮年」という言い方の方が、カッコよく聞こえますが、それはどうでもいい。)
で、中年(壮年)の次には、もちろん老年があるんですけど、これがまた、ここのところ、ものすごく差し迫って感じるものがあります。
例えば、身体のどこかしこが常に痛かったり、加速度的に髪の毛が薄くなってきたり、お酒の酔いが早くなってきたり・・・・。
一番ひどいのは、一年ほど前、釣り場にいって堤防によじ登ろうとして、一回胸で体重を支えたら、そのときに、ポキポキって音がして、そこから半年間、寝返りするのもくしゃみするのも胸がいたかったことです。
どうせ、有効な治療があるわけではないから病院にはいかなかったけど、 過去の経験で、あ、肋骨に2本ヒビがはいったな、とすぐわかりました。
身体弱りすぎやん、劣化度ハンパないやん、って・・・。
というわけで、自分に老年が近いことを意識するにつけ、
「今の生活が同じようにいつまでも続く訳じゃないなあ。 そう遠くないうちに定年退職も来るなあ。その後どんな生き方してるやろ?」
と、それがホントに気にかかるようになってきたのです。
で?それでまさか、定年退職後にプロのブロガーにでもなろうかって思っちゃったの?
いえ、そうではなくて・・・。
もうちょっと、話は長くなります。
・・・・
老年を想像して、いろいろ考える
まわりの定年退職の人をよく見たり、話を聞いたりするようになりました。
日頃の仕事とか人となりとかは、いろいろ思うところあるにしても、自分の一歩前を歩いてくれている、人生の先輩ですからね。
するとやっぱり、多くの人が、
「退職金に早々に手をつけるのも怖いし、家でじっとしててもしょうがないし、収入も必要だし、今からまったく新しいことができる歳でもないし、そうそう新しい良い仕事が見つかるわけでもないから、あと5年置いてもらえるんだったら嘱託で置いてもらうことにしたよ」って。
ああ、やっぱり、現実、そういうもんなんだな・・・
でも!でも!
ぞっとするんだよおお!
別に、嫌いな仕事を無理やり我慢してンン十年、ってわけではないですが、それなりにいろいろ嫌な思いも繰り返しながら、そこは我慢して、毎日毎日を務めてきたわけではないですか。
で、やっと、60歳の誕生日で、「お疲れさんでした、もういいよ」って解放してもらうわけです。
なのに、「お世話になりました」って元気にご挨拶をしたそ次の日から、「今日から嘱託社員でお世話になります」って。
また同じ景色の中で、同じ日常を再開するって。
仕事はどうあれ、確実に自分は高齢者にはなっていて、その後もどんどん歳をとってゆき、体もますます自由が利かなくなって、病気がちにもなって、言動も怪しくなって、気力も減ってきて って。
どんどん、仏さんになる日に近づいていくわけじゃないですか。
そしたら、やはりもう、「嘱託採用をお願いして、今の会社の仕事の継続を図ってる場合じゃない!」「なにか切り替えて、新しいことで日々を満たせるものを見つけないと!」と思わずにはいられないのです。
もちろん、働かずに毎日したいことをして、遊びたいだけ遊んで、旅にでて、おいしいもの食べて、とかができる身分ではないから、なにか収入を得ることはしないと仕方ないんですが、
でも、だからといって、別に今から家を買って、子供を育てて教育をつけて、ってそういうのがあるわけでもなし・・・。
嘱託社員だって、最低賃金に毛の生えた程度しかもらえないんだから、それだったら、なにか見つけて、「ああ、こんな生き方もあるんだな」って、人生の終盤戦は、そんな風に思いながら生きていけたらいいな、って思うのです。
とはいっても、老年期の過ごし方に具体的なイメージが結びつかず・・・
それで、具体的になにか、やってみたいことがあるの?
それで、いろいろ考えたんです。考えたんですが・・・・。
う、浮かばない・・・・
学校を卒業してから30年、ずっと会社勤めしてるわけですね。
結婚や子供の誕生や、転勤や、引っ越しなどもあったので、そのときそのときはいろんな事考えたり、感情を揺すぶられたりはしましたが、だんだん私生活は落ち着いて、仕事一辺倒になり、毎日の私生活は単調化してきて・・・・。
それどころか、夜遅くに帰宅してから寝るまでの少しの時間を少しでもリラックスするために、
会社での感情(多くは負の感情)を、会社出た瞬間から無感情へと切り替える訓練を、無意識に積み重ねてきているんですよね。
それ、やばいやつ。定年退職したら一瞬でボケるといわれてるやつ・・・
そんな毎日を送ってて、「さあ、なにかやってみたいことを発見しましょう!」とかいったって、そうホイホイでてくるわけもないわけですよ。
ちなみに、この本はそういうモヤモヤの中で、買ってみたものです。とてもいい本でした。
50歳を迎える頃に、その先の人生を考えることの重要性やヒントが多数。
ただ、今のボクの考えよりは、かなりキャリア志向寄りかな。
経験を活かしてやりがいと一定以上の収入をめざすうえでは必読の本かもしれません。
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思えば、若いころから、「自分がやりたいことってなんなんだろう?」って、ずっとモヤモヤしていた気がする・・・。
これ、30代ぐらいのときに読んですごく刺激を受けた本でした。
思えば若いころからずっとこんな感じで悩んできてたのかもしれません(成長ない・・・?)
この年になって読みかえす本ではないですが、若い人には超お勧め。
キャリアチェンジとかに結び付けた訳ではありませんが、仕事の取り組み方が前向きになれて精神的にも安定を取り戻せて、よかった気がします。
さらにちょっと考え方を変えて、もしボクがまだまっさらな子供だったら、この先どう生きるやろ?って考えてみる・・・。
借りてきてピラピラめくっったこっちの本は、この歳まで知ることも考えることもなかったことが満載で、刺激的でおもしろかったです。
ただ、今のボクの悩みに対しては、やってる事のずれ方レベルがハンパないけど。。。
ぶっ飛びすぎました。現実に戻ってきましょう。最近読んだ本などを参考に・・・。
これ、今、どハマリしてます。
定年後の生き方を考える上で、キャリア継続ではなく別の何か、と考えているボクにとっては、まさに今欲しかった本。
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何かを見つけたい、そのとき、感受性・・・
心を殺して過ごすことも、今の自分の精神を保つためのテクニックとしては必要です。
でもどうやら、それだけでは、この先、自分が生きたい生き方を見つけてゆくスイッチが入らなそうです。
だから、いまの仕事と感情コントロールはきちんとやりつつも、もうちょっと日常の中に、特に仕事のある平日も含めた、毎日の生活の中に、喜怒哀楽とか、感動とまではいかなくても何か感情をもつようにして、それを大事にするように変えていく必要がある、と感じ始めています。
それをしておかないと、ボクの心がある日突然、路頭に迷ってしまうな、と。
話がちょっとは、ブログに近づいてきた?
日々の感情、特に、きれいなものや、驚きや、ワクワクや。そういったものを、意識的に取り戻す必要がある、と思っています。そこからじゃないと、したいこととか、好きなこととか、見つけられないな、と。
で、感じる習慣を取り戻すことができたとして、それをただスルーしたら、絶対また、この感情を忘れてしまうから、ちゃんと見つめなおして、整理して、残すってことを習慣づける必要があるんだろうな、と思うに至ったのです。
そうだ!日記だ!
でも日記かいて、明るく前向きな気持ちになれるかな?むしろ、内向的、閉鎖的な方に行ってしまわないかな?
だったら、日記=ブログ?
それだったら、見られの意識で客観化もできるし、後ろ向きな方向に行きかけた時のブレーキにもなる。誰かの共感を得られるかもしれないし、何かに出会えるかもしれない。
やっとこのお話のゴールまで来ましたね
そういう動機で、ブログを始めることにしました。
(ちょっと理屈っぽいねえ。。。もっと軽くてもいいよね。。。。)
とはいえ、やるぞ、と決めて、Xサーバー契約してWordPress契約して、この原稿を載せるまでだけですでに20日ぐらいかかっているので、、この先もしばらくはチンタラしたペースになると思います。
自分で上手にペースを作りながら、のんびりやっていきたいと思います。
もし、読んでくれる方がおられたら、のんびりと多目にみてもらえればと思います。
では、またっ!
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