子供のお絵かきでの作品の中で、すごくお気に入りのものがあったりしませんか?
そういったものを、家のあちこちに壁に貼って楽しむのも楽しいですね。
そのなかでも選りすぐりの一品を簡単な額縁にいれてちゃんと飾りたい!でも、額縁を買うとなると結構値段も張るし、大きさや柄がぴったり合うのが見つからない。
そこで、超安価な材料で、簡単に自作の額縁をつくる方法をご紹介します。
ごあいさつが遅れました。こんにちは、みどるさなぎです!
子供の作品、と言っても、長男はもう成人、次男ももう高校生なので、子供が小さかったころに書いた絵、なんですけどね。
ホームセンターでボードを買ってきて額縁がわりにしたり、そのまま画鋲で壁にとめたり、いろいろでしたが
そのまま貼ってた次男がの作品を眺めてて、こんなにお気に入りの絵なんだからちゃんと飾りたい、と思い立ち額縁に入れたいと思いました。
※ 上部のモザイクはブログにアップするにあたって一部隠しました。
しかし、なんかイメージ通りの額縁が見つからず、今更そこにお金をかけるのもなあ、と思い、自分で作ることにしました。
自作額縁の材料(安価)
・ ベニヤ板 2mm厚 ホームセンターで40円
・ 透明板 たまたまあったOHPフィルム
(昔、どこかでストックしておいたもの。
最近は見かけませんね
なければ透明のクリアファイルでも可)
・ ニス 気に入った色 百円ショップで調達
・ 接着剤(木工ボンド・アロンアルファ)
・ 糸 20cm程度
簡単に額縁を作る道具
・ 工作ボード
・ 定規
・ カッターナイフ(工作用の太いやつ)
・ 刷毛(百円ショップで調達)
・ 洗濯ばさみ
工程1 作品にあわせて採寸・材料カット
元の絵はただB5のノートに書いただけのものだったので、
絵が真ん中にくるようにして、適当な大きさにします。
今回の絵の場合は、紙を横15.5mmx縦21.5mm としました。
絵を表面むき出しにする場合は必要ありませんが、今回は表見を透明フィルムでカバーする構造にしたので、OHPフィルムを絵よりも4辺5mmずつ大きくカットしました。
次に、額縁本体の加工をします。
絵の4辺は10mmずつ、額縁の下に入る設計として、額縁幅は4辺20mm、としました。
つまり、額のサイズは元の絵よりも4辺10mmずつ大きく、横17.5mmx縦23.5mm となります。
ベニヤ板に鉛筆で下書きをしたうえで、工作用のカッターナイフで切ります。
しっかりした材料を使おうとすると、材料の切断を糸ノコとかでギコギコやらないといけないしその際にはなにかに固定したり、屑の掃除が要ったり、と結構めんどくさいです。
2mm厚程度のベニヤ板だったら、定規をあててカッターで2~3回、ちょっと力を入れて引くだけで切れるので楽です。
上の写真が、切断したあとの材料です。
工程2 額縁っぽく色付け
元の絵がシブいモチーフなので、要らぬ装飾をせず、シンプルにニスを塗るだけ、にしました。
もともと持っていたニス4種類の中から、ウォールナットを選びました。
ホームセンターなどでは油性ニスも選べますが、油性ニスは艶のある高級感の高い仕上りが狙える半面、筆の後処理などが大変。
その反面、水性ニスは筆も水道で洗えるし、百円ショップでも手に入り、実にお手軽です。
今回使ったニスもダイソーで買った100円のニスです。
今回つくる額縁は、後から中身の絵を入れ替える想定はせず、絵を固定したした一体モノの額縁にするつもりなので、このバラバラのパーツの状態でニス塗りをする必要があります。
先に組み立ててしまうと、額縁にニスを塗るときにニスで絵を汚してしまうからです。
また、接着剤がはみだしたところがあった場合、接着剤の上にはニスがうまくのらないので、
そこだけ色がない状態になり、きれいな仕上がりにならないので注意が必要です。
上にくる額縁パーツの全面と側面、背板の側面にニスを丁寧に塗って乾かします。
工程3 いよいよ額縁に組み立て
1.背板に、絵を両面テープで固定します。
2.その上に透明フィルムを両面テープで固定します。
絵の4辺の各10mmは額縁で隠れるので、両面テープはこの領域からはみ出ないようにします。
3.上面の額縁パーツを木工ボンドで貼り付けます。
乾いて固まるまで、洗濯ばさみなどで固定します。
4.乾いたら裏面に壁掛け用の紐を取り付けます。
タコ糸を適度な長さに切り、背板の裏にアロンアルファでとめます。
これで完成です。
それでは壁にかざりましょう。
どうですか?
子供の作品が装飾品としてグレードアップしたと思いませんか?
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まとめ
楽しく工作して、子供の作品を立派な装飾品に仕上げました。
いわば、子供と親の合同作品。
尚、材料費はトータル百数十円
・40円のベニヤ板、
・そこらへんにあった透明フィルム
・100円ニスを少々
・接着剤とタコ糸を少々
かかった時間は3時間程度。
私も不慣れなのでこのぐらいかかりましたが、事前の構想がきっちりできてたら、工作慣れした人なら、もっと短時間でできるでしょう。
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