忙しい社会人が英会話をやるのは大変です。
きまった時間をコンスタントに英会話学習に確保する、というのが至難の技だからです。
そこで、前回、下の記事で『DMM英会話』をお勧めしました。
関連記事:【キーワードは「スキマ時間」】DMM英会話は忙しい社会人に最高!
もう一度、DMMがお勧めである理由をおさらいしましょう
- ネット英会話だから通うための時間が必要ない
- 25分という時間が集中にちょうどよい
- 24時間いつでもできる
- 30分刻みで予約がとりやすい
- ギリギリまで予約でき、キャンセルできる
ごあいさつが遅れました。こんにちは、みどるさなぎです!
フレキシブルに対応できるからこそ、忙しいビジネスマンでも大丈夫!、というのが、DMM英会話をすすめる理由でした。
しかし、本当に自由に予約が取れるのでしょうか?
肝心のところで、予約がいっぱいで、取ろうにも取れない、となると全く無意味です。
そこで、DMM英会話の講師の予約のしやすさは、本当はどの程度なのか、独自調査をして、数値化しました。
結果は? 平日大丈夫だが、土日は要注意!
僕自身、2022年3月末にDMM英会話に登録して、実際に体験しています。
ちょくちょくと予約変更などもしており、平日はだいたい思ったとおりに取れる印象です。
その一方、土曜日や日曜日の予約は、うまくやらないと取りにくい感じです。
しかし、感覚だけで言われても・・・ですね。
はい。感覚だけでは説得力ないので、定量的に示すために調査しました。
この後で図示するとおり、結果は、やっぱり、平日は直前であってもかなり自由に予約可能。
一方、土日は当日予約は難しく、いかに前日の早い時間に抑えるかが勝負、ということが裏付けられました。
それを、次以降の章で示していきます。
調査方法 特定時刻の「予約できる講師」を、毎日一定の時刻に検索
DMMでは、自分が受けたい時間を入力して、予約できる講師を検索し、予約するシステムになっています。
PCやスマホで簡単に講師の検索ができます。
このとき、予約可能な講師の数がわかるので、それを使って、予約のしやすさを定量化します。
ただし、まったく何の条件もなしに全講師を対象に検索をする、というのは実用的ではありません。
なので、今回の調査では、ネイティブや日本人講師を外し、「上級者向け」という条件での調査としました。
検索ボタンをおすと、検索条件を入力する画面が開きます。
該当する項目にチェックをいれたあとで、「絞り込み検索」のボタンをタップします。
すると検索結果が出てきます。
検索結果の画面が下のスクリーンショットです。
この画面のように、3人ずつの顔写真がでてきます。
PCの場合は、12人ずつ出てきます。
そのページ数で、空きの講師数がわかる、ということですね。
※最後のページは1人だったり2人だったりもするので、そこはそのページを表示させて確認しています。
上の画面の場合、画面数が32で、最後のページが2人だったので、予約可能な講師数は
(32-1)x3+2=95人 という結果ですね。
DMMのサイトによると、登録講師数は123ヶ国から一万人以上。
実際に、検索画面で、「予約可能な講師」ではなく「すべての講師」を選んで検索すると7387人。
まあ、測定方法としては大丈夫そうです。(サイトの表記の方に、ちょっと課題広告感が・・・?)
その「すべての講師」から、ネイティブや日本人講師を外し、「上級者向け」を選ぶと2202人でした。
つまり、2202人の集団の中から、実際に指定の時間の講師が何人選択可能か?を調べる、ということになりますね。
調査を実施した時刻は、毎日、8:30、11:30、18:30の3回です。
毎日、その日の12:30と19:30の予約の取りやすさを、予約可能な講師数を指標にして、調査しました。
また、感覚として日曜日が予約を取りにくいこともわかっていたので、日曜の10:00、14:00、19:30の予約可能な講師数も、同時に測定しました。
次の章から、この数字を分析していきます。
尚、調査期間は2022年の5/14(土)~5/27(金)の2週間です。
その日特有の特殊要因も考えられることから、調査は2週間行い、同曜日の平均をとりました。
平均といっても、データ二つ分の平均だと、特殊要因は排除できませんけどね。
はい、わかってるんですけど、調査の手間と時間の都合で・・・・・。
なので、必ずしも、この調査結果がすべてのタイミングに当てはまるわけではありません。
あくまでこの特定の2週間の結果を、事実として示したものとして、参考にするにとどめてください。
当日予約のしやすさを曜日ごとに調査
DMM英会話の活用としては、スキマ時間が出来た瞬間に予約をとる、ということが大きなメリットです。
しかし、触れこみどおり、そううまく取れるのか?心配です。
そこで、月曜から日曜まで、当日の12:30と19:30のレッスンが実際にとれるのかを調査しました。
12:30のレッスン 土日は当日予約は困難
まずは。昼の12:30のレッスンです。
上の図は、当日12:30からのレッスンに対して、予約のしやすさを調べたものです。
予約可能な講師数を、朝の8:30と、レッスン開始1時間前の11:30に、調べました。
朝起きて「さあ、やるぞ!」の8:30と、「この調子だと昼休みに時間とれるかも!」の11:30ですね。
それぞれの曜日の、左の青い棒グラフが8:30時点、右のオレンジの棒グラフが11:30時点の、予約可能な講師数です。
例えば、月曜日でいうと、朝いちの8:30だったら、その日の12:30のレッスン可能講師数は33.5人。
レッスン直前の11:30であっても20人の講師が予約可能。
つまりギリギリであっても予約は可能だけど、選べる講師の選択肢は絞られてくる、ということです。
平日と土日で、ずいぶん様子が違うみたいですね。
月曜日から金曜日までは、たとえレッスン開始時間が1時間後にせまっていても、20人以上の講師が予約可能、という結果です。
しかし、土日は朝の8:30であっても、もうその日の12:30のレッスンは、ほぼ講師が残っていない、ということになります。
19:30のレッスン なぜか月曜日は取りにくい
次の図は、夕方19:30のレッスンについて、同じように調べたものです。
各曜日の3本の棒グラフのうち、一番左は8:30時点での19:30のレッスン予約可能数。
真ん中は11:30時点、右はレッスン開始1時間前の、18:30時点の値です。
土日は当日予約はとりにくい、という点は、昼12:30のレッスンと同様の結果です。
しかし、意外だったのが、夕方の場合は、平日も曜日によって大きな違いがあることです。
特に、月曜日については、当日予約は土日に次いで、非常にとりにくくなっています。
正確に言うと、なんとか取れるけれども、講師はあまり選べない、ということですね。
この理由はよくわかりません。
週の始めは、やる気を起こす人が比較的多いとか?
逆に週の始めは、やる気になってくれる講師数が少ないとか?
たまたま、この調査対象だった2回の月曜日には、夜に何かイベントがあった?とか、の可能性もあります。
講師は世界中にいる、といっても、圧倒的にフィリピン人が多いので、フィリピンで重要な何かがあると、アサインされる講師が少なくなる可能性はあります。
原因究明には、サンプル日数を増やすことも含めて、もう少し深掘りした調査が必要ですね。
日曜日はとりにくい。ではいつなら取れる?
日曜日のレッスンが取りにくい、ということが、上記の調査で裏付けられました。。
では、日曜日のレッスンがいつ埋まってしまうか?です。
調査結果をまとめたものが下の図です。
この図は、月曜日から土曜日まで、その週末の日曜日のレッスンの、予約可能な講師数を調べたものです。
調査は一日三回。8:30と11:30と18:30におこなっています。
サンプルとしたのは、10:00(灰色)と14:00(オレンジ)と19:30(青)のレッスンです。
調査結果によると、実は、前々から埋まってるわけではなく、むしろ、金曜日までは増えていっていることがわかりました。
これはおそらく、講師の方に要因があると思われます。
最初は空き登録をいれていなかった講師が、週末が近づいて予定がわかるにしたがって、登録をいれてきている、と思われます。
その結果、金曜までは予約可能な講師数が増える、というわけです。
一方、生徒側の予約は、何日も前からは入ってこない、という特性がありそうです。
ほとんどの人の契約が、1日1レッスンの形態です。そして、前回のレッスンが終らないことには、次の予約がとれません。
平日に予約の権利を使い切らない人からすれば、土日にレッスンを入れたいのは自然なことです。
そして、土曜日の予約は早めに取るにしても、その土曜日のレッスンが終らないと日曜日の予約が取れません。
なので、土曜日になってから、日曜日の予約が急速に埋まっていくものと思われます。
日曜の予約は土曜日の何時までなら取れる?
では、土曜日における、日曜日の予約の埋まり方を見てみましょう。
下の図は、土曜日の朝9時から1時間おきのデータです。
日曜日の10:00(灰色)、14:00(オレンジ)、19:30(青)の、埋まり具合を示しています。
ただし、前章のデータとはデータ取得日が異なります。こちらは、5/28(土)単日のデータです。
日曜日10時のレッスンは、前日土曜日の10時まではなんとか残っていますが、11時にはゼロになっています。
同様に、日曜の14時のレッスンは、土曜日の14時までは二桁空いていますが、その後はわずか。
日曜の19:30のレッスンも、土曜日の19時まではわずかに残っているものの、20時にはゼロになっています。
日曜のレッスンの、予約可能なリミットは、土曜同時刻、ということですね?
土曜のレッスンを受けた人が、その流れで、翌日の同時刻の予約を入れ始めたタイミングで、予約が完売になる、ということのようです。
まとめ DMM講師予約は平日はOK、土日はコツが要る
先の記事で、スキマ時間を使った英会話学習では、融通がきくDMMがおすすめ、ということを紹介しました。
関連記事:【キーワードは「スキマ時間」】DMM英会話は忙しい社会人に最高!
しかし、それも、講師がいつでも簡単に予約できる、ということがあってのもの。
そのため、講師の予約の取りやすさを、今回定量的に示すべく、調査しました。
調査の結果、平日は直前であっても、かなり自由に予約が可能、ということが数値化できました。
一方、土曜日や日曜日の予約は、うまくやらないと取りにくい感覚・・・・。
この感覚も、データによって数値化しました。
結果、土日はいかに、早い時間に押さえるかが勝負、ということが明らかになりました。
前日同時刻までは、なんとか予約可能なので、土日のレッスンを逃したくない人は、次の三点に注意しましょう。
- 平日の最終レッスンが終わり次第、できるだけ早く、土曜日のレッスンを予約
- 土曜日のレッスンはできるだけ早めの時刻のものにしておく
- 土曜日のレッスンが終り次第、すぐに日曜日のレッスンを予約
こうすることによって、1日1レッスンの権利を無駄にすることなく、7回/週 のレッスン受講ができます。
この枠内で、平日はうまく、スキマ時間にタイムリーに予約をいれていくかで、無駄やストレスのない履修ができると思います。
DMMの利点を最大限に利用できます。
ぜひ参考にしてください。
では、またっ!
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