三重県松阪の市街地から6kmほど離れた、田舎めいたところ。
前々から気になっていたお店「メリー・イングランド」に行ってみました。
・・・この店がカフェだと認識したのはごく最近のことです。
前を通るたびに「ここは何だろ?」って気になっていた、といったところです。
知人に「サンドイッチが美味しいよ」とすすめられたのを機に、勇気をだして入ってみました。
ごあいさつが遅れました。こんにちは、みどるさなぎです!
「勇気をだして」とはいいましたが、決して入りにくい雰囲気、というわけではありません。
明るくていい雰囲気のお店です。
ただ、外から見てすぐにカフェだと気づきにくい、ということはあります。
その理由 : 実はここは、カフェでもあり、雑貨屋でもあり、英会話教室でもあり・・・・。
では早速紹介していきましょう。
カフェとしてのメリー・イングランド
居心地のいい雰囲気 コテージにいるよう
入口のドアをあけると、最初に雑貨の展示スペースがあります(雑貨は売り物です)。
それに目を奪われていると、受付のお姉さんがきて、奥の開いている席かソファーにご自由に、と、いざなってくれました。
店の奥が喫茶スペースになっており、一番奥に食べ物や飲み物を出してくれるカウンターがあります。
天井は高く、全体としてシンプルな雰囲気です。
天気のいい日は窓から光が燦燦と入ってきて、観葉植物の緑がまぶしく、心地よいです。
店内には邪魔にならない音楽が、さりげなくリズムを刻んでいます。
側面には本棚があって、和洋を問わずいろんな本が置いてあります。
気が向いたら、それらの中から何かを選んで、自分の席でゆっくり読むこともできます。
そういうときは、座席はソファーを選んでおくのもいいですね。
時間の使い方は人それぞれです。
仲間同士でお話しをしたり、パソコンを持ち込んで一人でなにか作業をしたり。
本を見ながら、トランプで占いをしている人もいます。
みんなそれぞれに、飲み物を飲みながら、したい事をして、自分の時間を楽しめる、そんな空間です。
◆メニュー サンドイッチが絶品
ごはんを食べにくる、というところではありませんが、飲み物やケーキの他に、サンドイッチを注文することもできます。
この店の食事メニューは、次のようになっています。
※ 2022年2月現在
- ローストビーフサンド 810円
- ハンバーグサンド 760円
- サラダブレッドプレート 790円
- ハムチーズサンド 560円
- バジルチキンサンド 560円
- アボカドチキンサンド 560円
- アボカドチキンベーグル 560
- エビとアボカドラップ 720円
この日は、僕はローストビーフサンドを、妻はアボカドチキンサンドを注文しました。
サンドイッチは2切入っています。
上の写真は、僕が頼んだローストビーフサンドのうち1つを、妻のアボカドチキンサンドと交換して撮ったものです。
(ちょっとだけ、アボカドチキンサンドをかじった後ですが、気づかないでくださいね。)
さて、これらが、どちらも、すごくおいしい。
パンがパサパサしてなくて、挟んである具も、ジューシーでとてもいいお味。
お昼ごはんとして食べたのですが、全然物足りなさも感じませんでした。
僕は、基本的にあまりパン食が好きではないのですが、ここのサンドイッチは大満足でした。
こんなん言うたら怒られるかもですが、本場のイングランドではここまで美味しいサンドイッチってあるのかな?って。
イギリス人の方にかなり失礼ですね。見てたらごめんなさい・・・。
もしかしたら、日本人の口にあうようなアレンジにしてあるのかもしれませんね・・・。
ケーキも豊富です。
僕は食べなかったのですが、隣の人が食べてた、クリームが載ったスコーンも美味しそうでしたよ。
(プレーンスコーン:360円、あんバタースコーン:460円)
カップケーキ:410円 は見た目の毒々しさはともかく、「とても美味しいよ」、と妻が言ってました。
以前に、ケーキの持ち帰りをして、家で美味しくいただいたそうです。
サンドイッチの食後に、僕はチョコレートブラウニーを食べました(210円)。
チョコレートがガッツリと濃厚で、質感に満足がいくものでした。
飲み物は、僕はカプチーノのシナモンにしました。
シナモンに嫌味がなく、マイルドで、とても柔らかい良いお味でした。
雑貨屋としてのメリー・イングランド
入口近くのスペースは雑貨コーナーです。
ヨーロッパ調のアンティークの品物がいろいろと並んでいます。
イギリス在住のスタッフが現地で買い付けて、年に数回、日本に送ってくるそうです。
興味深い品がいろいろとありました。
食卓用品が多かった気がしますが、何に使うのかよくわからないものもありました。
僕は何かを買うことはありませんでしたが、アンティーク好きにはたまらないかもしれません。
店から少し離れたところにも、倉庫兼ガレージショールームがあって、スタッフに頼めば見せてくれるそうですよ。
2Fは英会話教室 MERRY ENGLAND
メリー・イングランドは、もともとは、アパートの一室の英会話スクールからスタートしたらしいです。
その後、現在の地で、2階を教室として、1階にアンティーク&カフェショップを併設した、ということです。
なので、このカフェの2階は、英会話教室です。
僕が行ったのは、ド平日の真っ昼間だったので、上に教室がある、という雰囲気は感じることはありませんでした。
夕方とか週末とかだったら、生徒の出入りがあったかもしれません。
2階に上がる人も、カフェに入る人も、建物への入口は一緒です。
ですが、入り口近くの雑貨コーナーのすぐ横が2階に上がる階段になっているので、カフェの人とはほとんど接することはありません。
英語の勉強をやる気満々の人と混ざってしまうと、カフェでくつろぐ気にならないかもしれませんからね・・・。
ちなみに、英語の先生は全部で7人いて、この場所と駅近くのもう1箇所でレッスンをしている、と言ってました。
グループレッスンであったり、マンツーマンであったり、さまざまなスタイルに対応してるみたいです。
オーナーが副業で教えている程度かと思っていたら、もともとの本業がそっちらしく、意外に規模大きくやってました。
メリー・イングランドの場所 ← 街からかなり離れた場所です。
松阪の市街地からは、山の方にむかって結構離れたところにあります。
駅からの距離にして6kmほど。車で20分弱走ったところです。
国道166号線を桜井方面に進み、もうちょっとで山の方に入る、というぐらいの場所です。
系列店が松阪駅の近くに・・・。
「クヌルプ」という系列店が、松阪駅のちかくにあるそうです。
駅からの距離は550m 徒歩で7分ほどのところです。
ここも、2階が英会話教室、1階がカフェだそうです。
おまけ 外壁にプロジェクションマッピング
先日、店の前の国道をとおりかかると、このあたり(三重の田舎)では珍しい、プロジェクションマッピングが見られました。
メリー・イングランドの店の外壁にプロジェクションで絵や模様を映し出していました。
常にやっているわけではないと思うので、見れた人はラッキー(?)。
桜井からの山道を下ってきて、いきなり国道脇でこれに出くわすと、結構びっくりします。
まとめ 松阪のおちついたカフェ「メリー・イングランド」
天気のいい昼間に一人で、本でもパソコンでも、自分の好きなものを持って行って、ゆったりと過ごすのにおすすめのお店です。
サンドイッチをつまんでもよし、ケーキを楽しんでも良し。
美味しいコーヒーや紅茶を味わいながら、のんびりと自分のしたいことをして過ごす、そんなことができるお店です。
ぜひ一度、ひとりで出かけてみてください
(もちろん、仲間とともにおしゃべりを楽しむのもいいですよ)
では、またっ!
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