三重県伊勢市に、「美鈴」(みすず)という、おいしさで評判の餃子専門店があります。
ほぼ餃子オンリーのお店なので、家族持ちとしては、なかなか行く機会がなかったのですが、ついに行ってみました。
お店の紹介と、感想の記事です。
ごあいさつが遅れました。こんにちは、みどるさなぎです!
評判の餃子専門店「美鈴」。
僕の知り合いも、会社が終ってからわざわざ車で一時間かけて行ってみて、大満足だったと言っていました。
遅ればせながら僕も体験。
では、さっそく行ってみましょう。
餃子の「美鈴」 立地 伊勢駅から徒歩15分
近鉄・JRの伊勢駅を下りた正面に、伊勢神宮の外宮さんがありますが、(失礼ながら)そちらではなく、道を反対側に進みます。
外宮さんから見て、伊勢駅のところ突きあたって、道は左側に湾曲しています。そちら方向に進みます。
県道37号線という道で、そのままずっと行けば松阪に至る幹線道路です。
これを、松阪方面に向かって、約1.2km。車で5分、歩けば15分~20分ぐらいのところに、そのお店「美鈴」はあります。
道路に面して、結構目立つので、見落とすことはないと思いますよ。
車をとめましょう 店の近くに駐車場
周辺は路上駐車禁止です。お店には駐車場の案内が貼ってあります。
2台分の駐車場が、お店から歩いてすぐのところにありました。
ほんまに、ここ停めてええんか?って思うようなところです。普通の民家の車置き場に勝手に止めてるような罪悪感・・・。
僕が来たのはお昼も遅い時間だったので空いていましたが、夜は結構混んでて、この2台分では足りないみたいです。
僕がこないだ、夜、お店の前を通りかかったら、待ち客が行列していましたからね・・・。
2台の駐車スペースが埋まっているときは、近くの立体駐車場に停めると、お店で無料駐車券をくれるみたいです。
いよいよお店の中へ 餃子のおいしい香り
これがお店の外観。県道側からみたところです。
夜はこの提灯に火が入るので、さらに目立ちますよ。
お店の中はこんな感じです。(2つの写真を合体させてるので、変な見え方ですが、お許しを)
だいたい20人弱ぐらいの人が座れる、カウンター席のみです。
壁には、サインが書かれた、昭和な感じのポスターが貼ってあります。
とはいえ、意外にインターナショナルな面もあるみたい。店の外の壁には、英語、韓国語、中国語の案内板がありましたから。
注文する、そして、美味しく焼けるのを待つ。
メニューはこれだけです。
昼間だったし、車だったので残念ですが、本当だったら、絶っ対、「生ビールと餃子ちょうだい!」ですよね・・・・。
ちなみに、僕が行ったのは日曜日だったので、昼時も営業していましたが、もともとはやっぱり、夜に行くべきお店です。
僕は餃子と白ご飯を注文しました。
壁のメニューに貼ってなかったので、「白ご飯ありますか?」って恐る恐る聞くと、お兄さんが明るく「ありますよ、お茶碗かどんぶりかどちらか。」って。
餃子一筋のお店、ってことで、頑固なおやじが、無口で不機嫌そうにやってるのかと勝手に想像してたのですが、間違ってました。実に感じのいいお兄さんでした。
そして、フライパンをあたためて、丁寧に、じっくりと焼いていきます。
いくつもフライパンが用意してあって、一回焼く毎に、その都度綺麗に洗って油を馴染ませて、また次の注文にこたえる、という焼き方です。
厨房の中では、女性の方二人が、ご飯をよそったり、カウンターの後片付けなど、いろいろと忙しくこなしながらも、絶え間なく、真ん中の台で、餃子を包んでいきます。
餃子の餡を盛ったパイレの隣には、まな板の上に生地のかたまりがあって、小さく丸めては棒で延ばして、餃子生地にしていました。
生地からお手製なんですね。
いよいよ、いただく! ジューシーな餃子
きれいなグレーの髪をした、着物と割烹着をきた素敵な奥さん(?)が餃子を包む手を止めて、お茶碗に盛ったご飯を持ってきてくれました。
「まだ、焼けてへんのに、ちょっと持ってくるの早かった。すんませんね」って。その気さくな話しぶりに、なんかほっこりした気持ちになりました。
そして、いよいよ、餃子が出来上がりました。
くだんの、感じのいいお兄さんが、「熱いですから気を付けてくださいね」って出してくれた餃子の、おいしそうなことといったらありません。
そーっと、でも冷めないうちに、カプッ・・・と。
やけどしました・・・・。
パリッと焼きあがった皮の中から、じゅわっと、おいしい(でも熱い)汁がでてきて、(熱いけど)美味しいこと、この上ありません。
(写真では、そのおいしさ具合が全く伝わらないのが残念です)
皮はやや厚めなので、もちもち感もありつつ、ゴワゴワした感じはなく、むしろ、表面のパリパリとその内側のもちもちと、さらにその中のジューシー感とが、絶妙のバランスです。
餡はかなりニンニクが多めな感じがしますが、これがまた、外のしっかりした皮にまけずに、いいバランスを保っています。
これは、餃子だけを食べに遠方から来て、店の前で列に並ぶ、のもわかるというものです。
餃子は8個入りで500円、お茶碗入りのご飯が100円で、支払いは600円でしたが、それを上回る、十分な満足感でした。
自宅用も? お持ちかりもあり
お店には、レトロな黒電話がありました。
僕がお店にいる間も2回ほど、なつかしいベルがなって、若い奥さんの方が応対していました。
電話での注文を受け付けているのか、断っているのかはわかりませんでしたが・・・・。
尚、お店をでてすぐ、斜め前ぐらいのところには、家で焼く用の生餃子を売っている店舗もありました。
「営業中」ってかいてあったけど、なかに人の気配がなかったです。仕組みはわかりません・・・・
買って帰って、家で「餃子とビール!」ってやり直すのも魅力的でしたが、お店で食べたほど美味しく焼けるとは思えなかったので、今日のところはやめておきました。
まとめ 伊勢で評判の餃子専門店 「美鈴」
前から行ってみたかった、伊勢の餃子専門店「美鈴」をご紹介しました。
なかなか、餃子だけ、を食べに行く、というのは、(特に家族持ちには)ハードルが高い、ということもあるでしょうが、行ってみて損はしない、とても美味しい餃子屋さんです。
ぜひ、何かの機会に一度、足を運ぶのをおすすめします。
では、またっ!
コメント