【大人だって音楽を!】子供の習い事に親も便乗! ヴァイオリンを始めてみては?

音楽
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なにか音楽をやってみたいなあ、自分にもなにか楽器ができたらなあ、そう思いながら大人になった人も多いと思います。

そして、子供が出来て、音楽モノの習い事を考えたときに、「ああ、うらやましいなあ、自分もできたらなあ」と・・・。

みどる
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ごあいさつが遅れました。こんにちは、みどるさなぎです!

実は、子供の習い事スタート、というのは、自分にとっても何かを始めるチャンスなのです。

この記事では、ヴァイオリンを例にとって、子供のレッスンにあやかって自分も始める、というメリットと、注意点について紹介します

この記事はこんな人におすすめ

  • なにか楽器ができるようになりたいと、ずっと思っていた
  • 自分の子供が習い事を始める年齢になった。
  • 子供の習い事に親が付き添わないといけない。
  • 子供と一緒に楽器が演奏できたら楽しそう

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ヴァイオリンを始めたい!チャレンジを迷う大人(初心者)の挑戦を応援したくて書いたブログ

この記事を書いているのは・・・?

  • 市民オーケストラの管楽器(オーボエ)奏者です。
  • 2人の子供にヴァイオリンを習わせた父親です。
  • 自分自身はヴァイオリンを習ったことはなく、大人になるまで触ったこともありませんでした。
  • この記事に書いたやり方でヴァイオリンを練習し、趣味で楽しんでいます。

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お手軽な、「便乗上達法」 親の特権!

みどる
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もちろん、自分で先生に添いて習うことができればそれに、越したことないですけど・・・・。

小さい子供がいるのに自分の習い事なんて無理だし。お金のことだってあるし・・・。

自分の上達だけを考えるなら、自分も習いに行く、がベストなのはわかっているけど、なかなかそうはいきませんよね。

そんな親の我慢をよそに、習っている子供本人は、なかなかやる気を見せず、嫌々感がハンパない・・・

しかも、毎回のレッスンの付き添いで、子供の嫌々感を見せつけられるのも、結構苦痛・・・。

そこで、おすすめなのが、子供が上手くなろうがなるまいが、別の意味で有効活用してしまおう、というわけです。

話は単純です。

小さい子供の習い事には、必ずと言っていいほど、親の付き添いがつきもの。

そこで、見て、聞いてきたことを、家に帰ってから自分も反復して、自分で練習をする、というやりかたです。

せっかく子供に習わせるのなら、そのレッスンをよく見て、よく聞いて、自分も一緒に上手になってしまおう、というわけです。

つまり、子供のレッスンにただついて行くだけで済ませるのか、それとも、聞いてきたことを自分でもやってみるか? です。

便乗にふさわしい環境 ← 個人レッスンがおすすめ

楽器の習い事の場合、グループレッスンか個人レッスンか、という選択があります。

残念ながら、グループレッスンの場合は、親が便乗して、というのにもやりにくさがあります。

下記の3点ぐらいが考えられます。

グループレッスンのデメリット1

グループレッスンだと、先生が万人受けする一般的なことを言う機会が多く、細かな指導や手直しに手が回りにくいです。

その点、個人レッスンの場合は、親から見て良いと思っているところでも、先生が細かい修正をしてくれたりします。

すると、それは、子供の弾き方の改善だけでなく、自分の練習にも反映させることができます。

グループレッスンのデメリット2

グループレッスンの場合、親が疑問に思ったことを、その都度先生に聞く、ということがしにくい、ということがあります。

レッスンそのものが一方通行的になりやすいし、他の親の手前、自分だけがドシドシ質問する、は、なかなかしにくいですよね。

グループレッスンのデメリット3

親同士でくっちゃべらなければならないこと。

これ、残念ながら致命的です。

せっかくのレッスンなんだから親も聞けばいいのに、親同士はおしゃべりに夢中。

しゃべりたくなくても、お付き合いもあって無視できない、という残念なことが起こります。

親がヴァイオリンをやる、やらないは置いといたとしても、グループレッスンより個人レッスンのほうが密度が濃くて、子供にとっていいですよ。

子供の習い事に便乗してヴァイオリンをやるメリット

タダでレッスンを受けるのと同じ

もちろん、タダといっても子供のレッスン代は払っているわけですけど・・・・。

ヴァイオリンの個人レッスン、となると、子供の習い事としては比較的高額な部類に入るかもしれませんが、それで自分も上手になれるならお得です。

みどる
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1人分のレッスン料で2人が習う、ということですからね。

自分のためにはなかなかお金をかけられない人でも、子供の習い事ならお金だす気も起こりやすいですよね?

家の中でも理解がえられやすいかも・・・・。

弾くときの姿勢とかが正しくなる

指導をうけて練習していても、なかなか自分の姿勢については気づきにくいし、直しにくいものです。

ヴァイオリンの場合は、立ち方、楽器の支え方、弓の持ち方、手首の形、指の形、など、なかなか簡単にはいきませんし、変な型もつきやすいです。

しかし、自分自身ではなく、横で見てると、要改善点がよくわかります

それを、家で自分が練習するときにも気を付けて、直していく、ということができます。

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全身が写る鏡の前で練習するのがベストですね。

逆に、きっちり気をつけないと、自分のは先生が直してくれるわけではないので、悪い型がついてどうしようもなくなってしまいますよ。

子供にやる気を起こさせられる。

子供に「私(親)も練習するから、あなたもしなさい」と言えるのは、けっこう強力な武器になります。

子供はすぐに練習を嫌がって「なんで私だけやらないといけないの?」とか言うもんです。

そのときに、「あなたの為にレッスン代払ってるんだから!」とか「あなたの身に付くから!」とか言ったら、子供にはわかってもらえず、泥沼です。

折れた弓

しかし、親がやっている姿を見せることで、子供も「あ、私もやるんだな」という気になってくれれば、こっちのもんです。

つまり、子は親の背中をみて育つ、ということですね。

幼少のときから環境にあるものは、疑問を抱くことなく、子供も当たり前のこととしてやるので、子供の上達には効果てきめんです。

家での練習のときに、子供に的確なアドバイスができる

先生とのレッスンの時にただ漫然と聞いているのと、あとで家に帰ってから自分も練習しようと思って聞くのとでは、聞くときの集中力が違います。

また、自分も四苦八苦しながらだと、先生が子供におこなう指導を聞いていても、どこが難しいかが、自分でもよくわかります。

それをわかった上で、家での子供の練習を見るのと、わからずにやらせるのとでは、家での子供の上達も全然違いますね。

子供と楽しく演奏できる

子供のことですから、どうしても気分にムラがあり、練習をしたがらない時もあります。

そのときに、親が叱るのではなく、「じゃあ、お母さん(お父さん)と一緒にやろう」といって、子供をひっぱりこむことができます。

もちろん、子供のヴァイオリンを上達させるには、きちんと集中して個人練習をさせることが大事なので、毎日これだと問題ですが・・・・。

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やる気をださない子供に、たまに使う手としては、有効です。

子供のお稽古ごとは、毎日やらせることが一番難しくて、かつ一番大事ですからね

自分も便乗して練習 ここは要注意

ただし、レッスンの場では、受講しているのはあくまでも子供の方だ、というのを忘れてはいけません。

先生にいろいろと質問をしたくなることもありますが、あまりあからさまに自分の上達のため、ってなると、それはダメです。

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僕の子供がヴァイオリンを習っていた教室でも、そういう親がいたそうです。途中までは先生も丁寧に答えていたけど、途中で「私の生徒はあなた(親)と違うやん!」ってなったらしいです。

あくまで、子供が習っているのを聞いて、自分もそのおこぼれにあずかる、ぐらいの姿勢じゃないといけませんね。

あと、家でも、自分の練習ばかりに身が入って、子供そっちのけ、は論外ですね。主役はあくまで子供ですから・・・・。

お金の事 まったくのタダとはいかない

レッスン代はなし。でもどうしても、最初にヴァイオリンを買うところだけは、お金が要ります

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子供用は、分数バイオリンといって、体の大きさにあわせた、小型のバイオリンです。これで大人が練習するのは無理があります。

フルサイズと分数ヴァイオリン

ここだけは、なんとかお金を工面して、自分用のヴァイオリンを調達しましょう

テレビとかで煽るので、ヴァイオリンといえば何百万円から何億円、ってイメージが植え付けられていますが、それは信じなくてもいいです。

その人の本気具合にもよりますが、子供の頃からずっとヴァイオリンをやっていて、最後にフルサイズに行きついた時に買うのでも、普通は数十万円。

いままでヴァイオリンを触ったことがない、という大人が、初めて試してみる、という段階なら、数万円のヴァイオリンで始める、でも十分だと思います。

僕は、子供がヴァイオリンを始めた時に、自分用に、鈴木バイオリン製造という会社の、5万円のヴァイオリンを買いました。

安いヴァイオリンを探すなら、ここのアウトフィットのヴァイオリンは値段のわりにしっかりしていて、おすすめです。

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確かに、その十倍の値段がするヴァイオリンと弾き比べると、音の抜けの良しあしとか、音色のムラとか、余計な共鳴とかは感じますが・・・。

始めてみて、「私、ヴァイオリン好きだわ、もっと本気でやっていこう」ってなったら、その時に買い替えも含めた考えたらいいと思います。

5万円を安いと考えるか、高いと考えるか、となると、もうどうしようもないですが・・・・

趣味に対しての初期投資で、ヴァイオリンに5万円を出す、というのは、最低ライン必要だと思って、そこはがんばりましょう。

上達のスピードは? 子供の上達と比べてどうなの?

競馬に例えると、親のスタートは先行逃げ切り馬

3歳とかの子供だとヴァイオリンをもってまっすぐ立つだけで、何週間とか何か月とかの時間がかかります。

また、頭で考えて、というよりも体にすりこんでいくスタイルの練習になるので、子供のほうは最初は(見た目)なかなか進みません

その点、大人は、頭で考えて、他の人のスタイルもまねて、いろいろ工夫しながら練習するので、しばらく真面目に練習すると、子供よりも先に曲が弾けるようになります。

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でも、先行して逃げ切ってしまう、というのは、子供が途中で辞めてしまった場合だけです。

そういう場合でさえなければ、最終的には、親のヴァイオリンは子供の上達に追いつかなくなり、最終的には必ず子供の方が上手に弾くようになります

それまでの少しの期間だけ、優越感にひたっておきましょう

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最初、一見、子供の方が立ち止まってみえるのは、その間に基礎をみっちり体に染み込ませているからです。これが大人にはできないので、あとからジワジワ効いてきて、最終的には必ず太刀打ちできなくなります。

あまり調子に乗らずに、子供が基礎をやっている間、自分もそれをまねて、じっくりねっとりと基礎練習をする姿勢が必要ですね。

第2コーナーではまだ先行、でも差はちぢまる。

スズキメソードのカリキュラムを例にとると、全10巻ある楽譜の進捗のうちで、第3巻にあたりまでは、親のほうが先に弾けるようになるイメージです。

しかし、後からおいついてくる子供の方が、音色もなんかきれいだし、音程もきっちりしているし、安定感がある、と感じるようになります。

みどる
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親は曲だけは弾けるけど、子供のポテンシャルの方を否応なく感じさせられる、という状態ですね。

第3コーナーで完全に追い抜かれる

スズキメソード全10巻のうち、第4巻ぐらいになると、親がどうしても弾けないところを、子供は易々と弾きこなし、追い抜いていきます

一曲を完成させるスピードも子供の方がダントツ早いし、完成度も、親は子供の足元にも及ばなくなります

子供のほうにも音楽性が身についてきて、それを音に表すことができる子供に対し、自分は、やりたいことと自分の出す音とが異なる、という挫折を味わいます。

このあたりで、もう子供と張り合うのはやめて、自分は自分ののんびりとしたペースで、趣味を楽しむんだ、という諦めの気持ちをもちましょう。

子供は直線を駆けぬけ、親はどこに・・・?

もうその後は、子供はグングンと上達して、楽譜の巻も進んでゆくのに対し、親からは先行馬の背中も見えない、という状態になります。

子供はバッハでもヘンデルでもモーツァルトでも、名だたる作曲家の名曲をどんどん弾きこなしていくので、親はあきらめて、それを聴かせてもらうことを楽しみましょう。

「親である私も!」と意気揚々とヴァイオリンを始めたことからすれば残念無念ですが、子供が上達してこのようになったら、それは理想の状態です。

子供の習い事には大成功した、と自分を褒めて、自分のヴァイオリンの上達はそれとは別でのんびりやりましょう。

親はのんびり、時間をかけて。

通常、ヴァイオリンは、楽器だけあっても何をどうしていいのか、そのとっかかりすらサッパリわかりません

それでもヴァイオリンを弾けるようになりたい、という人は多いので、このような教材もあって人気を集めています。

しかし、もし子供の習い事に便乗する、ということができれば、とっかかりの一番難しい部分が突破できるので、教材は無償でそこにある、というわけです

ぜひ、子供が習い事を始めるチャンスを逃さず、スタートを切って欲しいと思います。

みどる
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子供の習い事のスタートをうまく捕まえられなかった人、子供が残念ながら早期にヴァイオリンを辞めてしまった人は、上の教材を活用するのも手ですね。

子供の成長についていけなくて、もう一度基礎からやり直そう、という人にもいいですね。

そして、始めの最も高いハードルを乗り越えてしまえば、その先は長い時間をかけて楽しむ趣味として、のんびりやっていきましょう。

僕も、子供の習い事にあわせてやってみました。

僕の子供は、スズキメソード(才能教育研究会)でヴァイオリンを習っていました。

スズキメソードについてはこちら

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たまたまレッスン日が土曜日だったので、僕も子供のレッスンについていって、この記事に書いたように、家でヴァイオリンを練習してみました。

ヴァイオリンを弾くという楽しみを知ることはできましたが、芸術的にやりたいことができるところまでは、まだまだ遠そうです。

みどる
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しかも、子供が芸術をやってのけるところまで上達した様を目の当たりに・・・・・。

僕自身はオーボエを吹けるので、ヴァイオリンで子供と張り合うのはやめて、オーボエで音楽を純粋に楽しむことにしました。

みどる
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子供はヴァイオリン、僕はオーボエ、それぞれ出来ればいいじゃん、ってことで・・・。

まとめ 子供の習い事に便乗して自分もヴァイオリン

僕の場合は、子供と一緒にヴァイオリンの上達を!という主旨からすると残念なケースですが(すみません・・・)、僕の知り合いでも、子供と同時にヴァイオリンを始めて、いまも練習に励んで楽しんでいる人はいます。

みどる
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子供はとっくに辞めてしまったけど、親はずっと趣味として楽しんでいる、という人もいますね。

何かを始める、というのは、その出だしが一番大変なのですが、子供の習い事のスタートとあわせて、というのは恰好のチャンスです。

そして、何かを始めるのに遅すぎる、ということはないっ!

ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

では、またっ!

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