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そんな僕が選んだ、前向きに生きていくための、”人生うまくいく”系のすてきな本 10選。
かなり昔に読んだ本から、最近読んだ本にわたって見直し、50代の今の僕の心にも響いている、秀逸な本をおすすめします。
ごあいさつが遅れました。こんにちは、みどるさなぎです。
人の心は、放っておいたらすぐに後ろ向きになってしまうものです。
(人にもよるかもしれませんが・・・・)
50代にもなると、さらにいろんな事がのしかかってきて、その傾向は加速してくる気がします。
なかなか『不惑』には達しないものです。
ネガティブな状況に抗い、前向きな気持ちを持ち続けて生きていきたい。
そのためには、カンフルになるものを取り入れ続け、前を向く努力を絶えず続けなければなりません。
そんなときに役に立つ、おすすめの本を10冊、ご紹介します。
- たくさん読んできた、「前向き系」「うまくいく系」の本
- 50歳のいまの僕が選んだ、人生を前向きにする本 10選
- マーフィーの黄金律(ゴールデンルール)しまずこういち著 産能大学出版部
- 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 八木仁平著 KADOKAWA
- 好きなことだけして生きていけ 千田琢哉著 PHP
- 変な人が書いた成功法則 斎藤一人 講談社
- 気持ちの整理 不思議なくらい前向きになる94のヒント 齋藤茂太 知的生き方文庫
- 40歳から人生「面白くなる人」「つまらなくなる人」 川北義則著 知的生き方文庫
- なんか知らんけど人生がうまくいく話 心屋仁之助著 王様文庫
- 借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ 小池浩 サンマーク出版
- あなたは絶対!運がいい2 浅見帆帆子 廣済堂出版
- 好きなことだけで生きる フランス人の後悔しない年齢の重ね方 ドラ・トーザン 大和書房
- まとめ ”人生うまくいく”系のすてきな本 10選。
たくさん読んできた、「前向き系」「うまくいく系」の本
それにしても、いまざっと本棚を眺めてみて、「まあ、よくこんなに買い込んだもんだ」と呆れる自分。
これでもまだ一部。
若いころに読んだきりの本は実家の本棚に眠っているし、ちょくちょく捨てたり、ブックオフで売ったりもしてきたので、おそらくこの倍以上は読んできたのではないかと思います。
こんなに読んでもまだ追い求めてるの?読み続けてるの?
それって、これらの本じゃダメだった、ってことじゃないの?
そういう事を言うなかれ
読んですっと心が軽くなったり、勇気が湧いたり。
たまたまうまく実践できて、少しだけど生き方がいい方向に軌道修正されたり。
そして、まだまだ追い求め続けている、といったところです。
50歳のいまの僕が選んだ、人生を前向きにする本 10選
前置きが長くなりましたが、そんな僕が選んだ、前向きに生きていくための、”人生うまくいく”系のすてきな本 10選 です。
マーフィーの黄金律(ゴールデンルール)しまずこういち著 産能大学出版部
※ 昔に流行った「マーフィーの法則」とは全く関係がない別モノです。
ジョセフ・マーフィー博士の言う、「あなたの人生はあなたの心に思い描いた通りになる。」
これをただひたすらに説いている本です。
最近では「宇宙へのオーダー」とか「引き寄せの法則」とかの本をあちこちで見かけます。
それらの著書の中では、潜在意識レベルで夢の実現を強く信じることを重視しています。
本書は、それらの思想が今のように広まるずっと前の昭和58年に初版出版されたものですが、すでに、具体化して潜在意識に刻むことの重要性や、それがが必ず実現するということを、永遠不滅の法則として述べています。
僕がこれを読んだのは、20代前半のときに、今の妻にすすめられたのがきっかけです。
妻は若い時から根っからの楽観主義者で、僕は根っからの悲観主義者です。
そんな僕ですが、この本に影響を受けて、できる限り自分にとって望ましいことで頭(顕在意識)を満たすように心がけてきました。
それが常にうまくはいかず、どうしても悪いことが頭をよぎってしまうのが、悲観主義者たる由縁なのですが・・・。
それでも今の自分は、決して不幸ではない。
そんな自分ができあがってくる過程で、大きな影響を与えてくれたのがこの本です。
こんな人におすすめ
- 自分の現状に不満があり、この先にも希望が持てない人。
- 人生、思った通りになんかならないじゃん、って思っている人
- 生きるうえで何か信条をもちたいと探している人
- これまで「引き寄せ系」の本をいろいろ読んだけど、なかなか信じられない、という人
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 八木仁平著 KADOKAWA
本屋でもネットでもかなり取り上げられている本で、数多くのブログ引用もあります。
やりたいことを実現させるためのヒント、を銘打った本は結構あるのですが、やりたいことが何なのかがわからない、という前提に立った本って実はあまりないんですよね。
この本では、やりたいことが見つからない、というところをスタート地点としています。
なぜその状態なのか、をわかりやすく解説し、どうやって抜け出てゆくかを説いています。
読みながら何度も何度も、「そうなのよ」「そこなのよ」と、声をあげたくなるシーンがあります。
「自分探しゲーム」から解放される方法、教えます。
このキャッチに乗っからない手はないと思います。
こんな人におすすめ
- やりたいことを仕事にして、やりたいことだけをやって生きていきたい
- 本当にやりたいことが何なのかが答えられない
- 好きなことはあるけど、それを「やりたいこと」だと自信もっていえない
- 本当の自分が何なのかをずっと探し続けている。
好きなことだけして生きていけ 千田琢哉著 PHP
この本も、先ほどの八木仁平さんの本と同じく、好きなことをどう見つけるか、ということを重視して書かれています。
八木仁平さんの本とこの本を、2つセットで読むことをお勧めします。
好きなことで生きるということはどういうことなのか?
それをまず、この本で、概念としてみっちり学習し、イメージをしっかり膨らませます。
そのうえで、「そうは言ってもなかなか実際にはなあ。言うてることはわかるよ、わかるけど!」
そういう気持ちで、八木仁平さんのほうに進める、というのも面白いです。
こんな人におすすめ
- 毎日がモヤモヤしてる人
- 週の仕事が始まる前日、日曜の夜に憂鬱になる人
- 本当は好きなことしたいけど、それでいいのかに自信が持てない人
- 好きなことが何なのかがわからない人。
変な人が書いた成功法則 斎藤一人 講談社
「困ったことは起こらない」という強烈な断言に代表される著書です。
日頃の凝り固まったモノの見方からは違う角度で物事をとらえてみる。
それによって、苦しくもなくなるし、成功への第一歩を踏み出せる、ということを示しています。
悪いことばかりに目を向けても不幸になるだけだ、と。
旅先で見た犬のクソは忘れなさい。
ゴキブリではなく人間として生まれた、ただそれだけでラッキー。
と、ユーモアたっぷりに真理を説いていて、ついつい引き込まれます。
齋藤一人さん関連の本は数多くあります。斎藤一人さんを題材にした他の人による著書はレベルが低いものも多いのですが、ご本人が書いたものはとても面白いですね。
(ただし、フェミニズムを大切にされている方は読まないでくださいね。いろいろ問題になる箇所がありますから)
こんな人におすすめ
- 生きていて、なんだか窮屈だな、と感じている人
- 自分は不幸の星のもとに生まれてきたのでは?と思っている人
- まわりに対して妬みの感情がどうしても沸き起こってしまう人
- とにかく前向きな気持ちになりたい人。
気持ちの整理 不思議なくらい前向きになる94のヒント 齋藤茂太 知的生き方文庫
この人が書いた本は10代のころからとてもよく読みました。
昔の著書は、努力とか辛抱とか計画とかを前面に出し、かくあるべし!的な本が多かった気がします。
若かったころの僕も、それにいい刺激をたくさんいただきました。
しかし、今、この歳になって、昔の斎藤茂太さんの本を読むと、「ああ、しんどい!」。
必要とする本も、生き方とともに変わってくるのかもしれませんね。
本書は、「足取り軽く」「ワクワクした気持ちで」になるヒントを94集めています。
肩の力を抜いて、リラックスして日々を前向きに生きていくためのヒントです。
最終部の「だいじょうぶ宣言」もおもしろいです。
「〇〇であってもだいじょうぶ」を11項目あげてくれています。
ふっと気持ちが楽になります。
こんな人におすすめ
- なんだか疲れたな、と思っている人
- しんどい生き方をしているな、と自覚している人
- 自分、もうこれ以上がんばれないよ、っていう人
- ゆったりとした気持ちで生きたいな、という人。
40歳から人生「面白くなる人」「つまらなくなる人」 川北義則著 知的生き方文庫
実は僕はもう50代ですが、この40歳から・・・の本はいまだに好きです。
50歳から系の本は、人生の幕引きに向かっての生き方の本が多いです。
それはそれで僕にとっては大事なのですが、40歳から系はもうちょっと前向きでアグレッシブ。
少し「わがまま」も出してもいいし、なにより「遊び心」を大事にしたい。
自分なりの大人の哲学をもって、人生を楽しんでいる人が、ハタからみてもかっこいい、と。
僕はもう、50歳すぎたけど、まだいける!
本から元気をもらって、精力的に日々をすごしていきたいものです!
こんな人におすすめ
- 40~50歳代の働き盛りの人
- ちょっと仕事以外でも居場所を作りたい、と思っている人
- 今がしんどくて、どこかに楽しみを見つけないとやってられない、という人
- この先、歳をとっていくことに焦りを感じはじめている人
なんか知らんけど人生がうまくいく話 心屋仁之助著 王様文庫
おそらく女性をターゲットに書かれている本ですが、男性でも十分に楽しめます。
心屋仁之助さん独特の世界観が展開されている本です。
考えすぎない、がんばらない、そうするとなんか知らんけどうまくいく。
この考え方に対しては、「よっしゃーっ!」と思う人と、「インチキ臭ーっ!」と思う人に分かれると思います。
後者の人は、「そりゃ、たまたま、心屋さんはうまくいったかもしれんけど、みんながそうではないやろ!」と思うでしょう。
一方、前者の人は、「心屋さんのようにうまくいく可能性がある!頑張るのが必須条件ではないんや!」と思うでしょう。
頑張って上りつめる人がいれば、頑張ってもうまくいかない人もいるし、頑張らなくてうまくいっている人もいますよね。
僕は最近、あれもアリ、これもアリやな、と思っているので、この人が書いた本がけっこうお気に入りです。
尚、心屋さんの本は、お金に関する本も多数あります。
僕もそっちが好きなのですが、このブログは「人生うまくいく系の本」というテーマなので、この本を挙げました。
こんな人におすすめ
- 頑張っても頑張っても思った通りにならずに凹んでいる人
- 頑張りでどうにかなるものでないものを抱えていて絶望している人
- 楽しく気軽にうまくいく、が一番!と思っている人
- 心屋仁之助さんのファン
借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ 小池浩 サンマーク出版
冒頭の「マーフィーの黄金律」の系列の、引き寄せ系、宇宙の法則系の本です。
出てくるエピソードは、他の著書で見たことがあるものも幾分含まれています。
例えば、「宇宙」というキーワードはジョー・ビタリー著のザ・キーという本にも出てきますし、「潜在意識」はジョセフ・マーフィーと同じキーワード。
「ありがとうを5万回」、というのは、小林正観著「ありがとうの神様」に出てくるものです。
(小林正観さんのは、5万回ではなく2万5千回)
一つ一つのパーツの斬新さはともかく、読み物として一気に読んで、すっと入ってくるようにできているところが秀逸です。
借金まみれで何もうまくいっていなかった主人公が、どんどん成功してゆくストーリー展開に引き込まれますね。
こんな人におすすめ
- 思った通りになんかならないことが多く、将来に希望が持てない人
- 何かを始める勇気を持ちたい人
- 自分の運勢を変えたい、と思っている人
- 気持ちを前向きに変えたい人
あなたは絶対!運がいい2 浅見帆帆子 廣済堂出版
続編である「2」しか読んでないので、「1」のほうが面白いのかどうかはわかりません。
(そのうち読んだら、ここのブログもしれっと入れ替えるかも・・・)
この本も「引き寄せの法則」と類似のことが書かれています。
ただし、この本の面白いのは、夢をずっと持ち続けなければならない、とか、それを緻密に計画化しないといけないとか、そういうなかなかできないことを強いてこないところです。
忘れてしまってもかまわず、むしろ執着しないことのほうが大事。それぞれにやれるやり方でやればいい、といった感じです。
そう言ってもらえると、「引き寄せでいい方向に進みたいけど、俺にはやっぱりダメだ」とネガティブにならずにすみますよね。
この本は別の投稿でも詳しく紹介しているので、よかったら参考にしてください。
こんな人におすすめ
- 引き寄せ系の本をいくつも読んだけどうまく実践できなかった人
- どうしてもネガティブスイッチが入ってしまう人
- 明るく気楽に人生好転に取り組みたい人
- 自分の直感に従うことに自信がもてない人
好きなことだけで生きる フランス人の後悔しない年齢の重ね方 ドラ・トーザン 大和書房
最後は軽く。
この本は、生き方を改善!みたいな重い本ではなく、もっと日常を楽しみましょうよ!という軽い本です。
「好きだからしたい」「嫌いだから、やりたくない」それでいいのだ、と。
著者が実践している様々な例をあげながら、自分らしく生きて、楽しく人生をおくる、ということを提唱しています。
気軽に読めて、楽しめて、前向きな気持ちになれる本です。
こんな人におすすめ
- しないといけないことに追われていて毎日が楽しくない人
- このまま楽しくない人生をおくるのか?と不安を感じている人
- 前向きな気持ちになりたい人
- 生き方改善の本をいろいろ読んでもうお腹いっぱいの人
この本についても、別の投稿でも詳しく紹介しているので、よかったら参考にしてください。
「読んでみた!好きなことだけで生きる フランス人の後悔しない年齢の重ね方」
まとめ ”人生うまくいく”系のすてきな本 10選。
今回、10選を選ぶにあたって、改めて本棚を眺めてみました。
そうすると、年齢とともに、自分が求めている本も変わってきたのだな、ということに気づきました。
この記事を読んでくれている方も、ドンピシャで合う人もいれば、全然違う!という人もいるかもしれません。
50代ぐらいの方は共感をもっていただける方が比較的多いかもかもしれませんね。
なにかのご参考になればうれしいです。
ではまたっ!
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