目にした光景や、会った人の顔、看板の表示などを残しておきたい、ということ、わりとありますよね?
でも、状況によっては、カメラを構えづらいシチュエーションだったり、動きがあるため静止画に収めづらかったり。
こういうときに、動画で撮りっ放しにしておいて、後で必要なコマだけを取り出して残す、ということができれば便利です。
そこで、超お手軽に動画撮影するためのガジェットをご紹介します。
ごあいさつが遅れました。こんにちは、みどるさなぎです!
人の顔と名前を覚えるのが苦手な僕は、前々から、目にしている景色を「ココ!」という瞬間にを写真に撮れたらどんなにいいだろう、と思い続けていました。
また、ブログをやるようになって、たくさんの画像がどうしても必要になることが、格段に増えました。
スマホがあるじゃないの?
スマホは常にポケットに入れてあり、もちろんいつでも撮影できますが、必ず、取り出して起動させて、両手で構えないといけませんね。
写したいものに遭遇するたびに、両手で構えて撮影し、角度を変えたらまたまた構えて、と、意識がカメラにかかりっきりになりますね。
自撮り棒を使っての連続撮影は?
自撮り棒こそ、目立つし、不自然だし、カメラ向けられてる感、ハンパないですよね(嫌がられることもありそうですね)。
また、ブログやSNSをやっている人は、一生懸命に写真をとる傾向があります(必要に駆られて、ですね)。
せっかく景色のいいところに行っても、景色に身をゆだねて満喫する以前に、「まず、写真を撮らなきゃ」ってなります。
おいしそうなお料理を前にしても、「いただきまーす!」とならずに、その前に写真撮影タイムを取らないといけません。
一緒に居る人がそれをやり始めると、気分がゲンナリしちゃいますね
以前、ちょっと背伸びした宴会で、仲居さんがすき焼きを焼いてくれるお店に行ったとき、鍋に向かってみんながスマホ構えてて、「みなさん、それ、されますわ」と言う仲居さんの言葉にトゲを感じたことがあります。
同伴者も自分も、周りの人も、カメラの存在を感じることなく楽しめて、あとでこっそり、景色や食べ物の画像を取り出して加工できれば、最高だと思います。
ということで、そういうことができる、「さりげなく動画をとるガジェット」を今回は選んでみます。
この記事はこんな方におすすめ
- 日常のちょっとした景色を画像化(静止画)したい
- 見たものを忘れないように画像で残しておきたい
- デジカメやスマホを構えるのを避けたいシチュエーション
- SNSやブログ用に多くの景色を画像として切り取りたい。
今回の目的は、たいそうにカメラやスマホを構えることなく、自然かつ最も簡単に撮影する、ということです。
なので、画質のよさや、高い機能は求めず、目立たず安価(1万円未満)な道具、というくくりでまとめます。
逆に、美しい画質で動画を鮮明に撮影、となると、Go-Proとかになりますね。お値段も一流で・・・。
こんな恰好になるので、「自然」からはほど遠いですけど・・・。
それから、とても大事なことを一つ。
今回のガジェットの紹介は、写真や画像を撮っても大丈夫なところ、というのが大前提ですよ。
撮影がダメな訳ではないけど、あえてカメラを構えるのが似つかわしくないから、という程度の動機であることが必須です。
撮ってはいけないところでこっそり撮ったら、それは盗撮ですからね。盗撮は犯罪ですからね。
Surprise Collection M-15
クリップ型の小型カメラです。
Surprise Collectionという会社が良く分からないのですが、なんか、防犯とか記録用とかドライブレコーダーとか、カメラ関係をいろいろ扱ってるっぽいです。
(会社名でどんなところか調べようとしましたが、同名の全然違う会社しかヒットしませんでした)
この傾向は、このページで商品を紹介する他の会社も類似です。やっぱり、こういった商品群って、表で堂々と扱われにくいのか、小さな会社がニッチでやる分野だからなのか・・・?
製品情報が、楽天かYahooの通販ページでしか見られないのがやや心配ですが、そこから得られる情報を信じるならば、この商品はなんだか結構よさそうです。
クリップで挟んで、胸ポケットから先端だけ出して撮影できる、という基本スタイルに加え、先端のカメラ部分は180度回転するようになっているので、手で持って先端にカメラを向けてスポット撮影したり、何かに挟んでおいて対面を撮影したり、ができそうです。
冒頭の写真の「4k ULTRA HD 高画質」は意味がわからないです。スペック表によると、録画解像度は「1920×1080」(2k)ですし・・・・。
先行モデルのM13と、機能の差はわからないですが、デザインは洗練された気がします。
M13のデザイン、ちょっと田舎っぽかったですしね。(後で写真載せておきます)
スペックの中でいうと、11時間連続録画、というのが大変魅力的ですね。(ほんまやろか?)
それと、要るのかどうなのかわかりませんが、赤外線録画(自動切り替え)と書いてありました。これ、むしろ、心配になりましたが・・・。
大きさと重量は、105x32x14mm 約48g と、まあ、少し大きいし少し重いかな、とは思いますが、許容範囲、といったところでしょうか。
スペック表は下のとおりです。
楽天で買えます。
上は「Surprise Collection」での扱いの記事ですが、「東京ベストレンド」でも見つけたので、下のリンクはそちらにしておきます。(商品名は、「TB-M15」。1000円程度、値段は上がりますが、安心感はこっちかも?
同じこの会社の「B20」という製品でもスペック的には問題なさそうでしたが、連続録画時間の長さで、今回はこちらを選びました。
お値段も、僕が調べたときの楽天での価格が、6,480円 と、B20の1000円アップ程度である、ということで、それならデザインもこっちの方がいいし、ということで・・・。
この会社が扱っている、他の商品も紹介しておきます。
C181
こちらは、4,780円と、より安価です。(僕が楽天で見た時の値段です)。
録画時間が3.5時間、とやや短いのと、カメラが正面固定なので、胸ポケットに挿して撮影する、という使い方に限定されそうなので、僕は今回これは選びませんでした。
ビジネスユースだったら、胸ポケットにセットできたら十分かと思います。でも、レジャーだとTシャツ来たときとか使いにくいですね。
また、操作ボタンが切替の押しスイッチと確定ボタンだけで、インジケータもランプひとつっぽいので、操作性に問題あるのかもしれません。
それと、上位機種と違う点として、赤外線撮影機能がないので、暗い所での撮影は弱いかもしれませんね。(そもそも、赤外線撮影なんて、使うか使わないかはわかりませんが・・・)。
110x25x15mm 58.7g
B-20
C181より、値段は少し上がって、僕が見た、楽天経由の価格は、5,480円です。
これなんかは、赤外線録画もできるらしいです(繰り返しますが、使い物になるのかどうかは不明。また、赤外線ランプ、って記載もあるのに、「点灯なし」という意味不明な説明も・・・。)
カメラの向きを180度変えられる、ということなので、C181の欠点は解消ですね。
録画時間も5時間まで延びています。
サイズは、製品紹介の写真では、95x32x15mmとなっているのに、製品スペックの表には、157x74x46mmとあって、意味がわからないです。(後者だったら大きすぎて絶望的)
M-13
さらに、値段は少し上がって、僕が楽天で見た時の値段は、5,980円です。
機能的には、B20との違いがよくわかりません。録画時間もB20と同じ5時間ですし。
電池の残量ランプとかがついているので、そういった改良なのかな・・・?(よくわかんない)
あんまりデザインは美しくないですね。僕の好みでは、ですけど。
98x31x14mm 44g
アレイズ店 MYR
「アレイズ店」って何やねん?というところですが、調べてもよくわかりません。
結局のところ、今回紹介している、これ系の商品は、商社(といっていいのか、「小規模輸入販売業者」と呼ぶべきなのか?)が、中国かどこかの製品を見つけて来て、自分の販売ルートで売る、というものっぽいです。
「アレイズ店」に限らず、今回紹介のはほぼ全てそうですね。
そのため、販売サイトを見てても、メーカー名とか製品番号とかも曖昧だったり、書いてすらいなかったり。
スペックでさえもあったりなかったり、あっても、「これ信用して、ええんか?」みたいな誤字や矛盾や不足も多々・・・・。
それはすなわち、製品に何か問題があっても、大した対応は期待できない、ということと思います。(即返品とかはまだ期待できるので、販売店や購入ルートの記載を要チェックですね)
さて、このMYRの話に戻します。
デザイン的には、さっきのSurprise Collectionで紹介した商品群に似ています。
サイトの商品説明によると、動画撮影・静止画撮影・録音 に対応していて、動画はループ記録も可能。
暗闇ビジョンはできない、とあるので、Surprise Collection取扱いの上位機種には劣るみたいです。
録画時間は2時間。内蔵バッテリーへの充電時間も2時間、と書かれています。
短いですね。
データの保存は、TFカードで、最大64GBまでサポートしています。
「TFカード」は、ほぼ「マイクロSDカード」のこと、と思っておけばいいようです。(正確には仕様が違うけど、互換性があります)
PCとの接続は、マイクロUSB2.0(普通です)
さて、このサイトの致命的なところが、製品サイズが載っていないところ。
写真でみたところ、普通のポケットサイズに見えますが、外形サイズ情報はぜひ欲しかったですね。(重量は38g)
Andoer*a CJCAM-C100
「Andoer*a」ってなんや?タイプミスか? とは言わないでください。サイトに本当にそう書いてあったんです。
何と言っても、売りは30mの防水だと思います。
本体でそういう性能があるのか、防水ケースがセットみたいなのでそれに装着しての性能なのかはわかりません。
もともとの使い方の目的(動画を撮りっ放しにして静止画カット)を忘れて、「お、釣りに行ったときに海の中見れるじゃん」って、欲が出てしまいました・・・。
また、色はオプションで8色あるみたいで、デザインの可愛らしさも手伝って楽しめます。
サイズは、そこそこコンパクトなのですが、厚みだけは少し大きいですね。60x26x20mm。
ただ、これ、記録媒体についての記載と、録画可能時間についての記載がみつからないんですよね。
まさか、WiFi常時接続でデータ転送のみ?そうだとしたら、ちょっと使えないなあ・・・と。
Yolord
デザインが秀逸です。
サイズも、82x25x12mm ととってもコンパクトで魅力的です。
ですが、いかんせん問題なのが、仕様がわかるような情報が全くといっていいほど無い、ということ。
「Yolord」というキーワードで出てくる海外のサイトで見るか、Wishという販売サイトで見るか、しかできないのですが、載っている情報はここまで。
ちょっと怖くて手が出ませんね。
購入も、海外サイトからの直販か(そんなん買えるんか?)、Wishからの購入になるみたいです。
Wishって、僕、初耳だったんですが、知る人は知る販売サイトらしいですね。評判を調べたけど、まちまち。メーカー名や商品名は基本、記載しないみたいです。
Tanpluto ブレスレット型
目先を変えて、クリップ式ではなく、ウォッチ型を見てみましょう。
冒頭で述べた目的のとおり、撮影をさりげなく、ということからすると、腕時計をちょっと被写体に向けて撮影、というスタイルは試してみたいところです。
商品の写真はこちらです。
うん、どこかで見覚えのあるようなスマートウォッチの形ですね。
小柄なボディーですが、メモリーカードを装着したり、USB接続したり、はできるように、構造が工夫されています。
写真で見る限り、カメラ感はゼロですね。
さて、仕様はこんな感じです。
おっと、これは、スマートウォッチとしての機能一覧であって、カメラの仕様はこれでは全然わかりませんね。
これでも、ちゃんと1920x1080pix、30fpsの動画撮影能力があるようです。
260mAhのリチウムポリマーバッテリーが内蔵されており、3時間のフル充電により、時計としてだけなら8日から15日使用できる、とあります。
動画撮影時間は?
128GBのメモリーカードを入れると、720分間(12時間)の動画撮影が可能だそうです。(ホンマか?ちょっと怪しいな。)
デザイン的にはシュッとしてていいのですが、スマートウォッチとしての使い方も欲しい、というのであれば、次のような商品も一考の余地ありですね。(もちろんカメラ付です)
Tanpluto 腕時計型
サイズは43x37x8mm、と、先程のブレスレット型と比べると、かなり大きくなっています(重量は29g)。
でも、これであれば画面も大きくて見やすいし、スマートウォッチとしての使い勝手は、むしろこちらの方が良いのかもしれません。
これもどこかで見たデザインですが、ちょっと古いモデル感が否めませんね。
1920×1080、30fpsの動画撮影が可能で、録画時間は最大300分(5時間)をうたっています。
まあ、こちらを好む人は、カメラよりむしろ、スマートウォッチとしてどうか、の方が気になるのかもしれません。
Bluethoothを介したスマホとの連動で、電話、SNSサービスの受信通知、天気表示、歩数や距離などの運動記録など、いわゆるスマートウォッチ機能が盛り込まれています。
DC-K5
クリップで服に挟んで動きながら撮影、ももちろんできるのですが、この記事の目的である「さりげなく」からすると、ちょっと体積感がありすぎるかもしれません。
幅と長さはいいのですが、厚みがちょっとありすぎる気がします。
128GBのSDカードへの保存で2-3時間ぐらいの連続撮影ができる、とはありますが、それよりも、カメラ自身のWiFiをスマホと接続して専用アプリでリアルタイム動画を見ながら操作とか書かれてありますので、据え置き型としての使い方を想定して設計されたものなのかもしれません。
商品紹介の写真も、いかにも設置型、という感じですね。
Groudchat
眼鏡にさりげなく付けられるやつ、いいじゃん! って思ったのがこの商品です。
サイズも小さくて、さりげなさ、では文句ないかも、と思ったのですが・・・・。
これは充電式ではなく、PCやスマホと常に有線接続してないといけないやつでした。
ということで今回の選考対象外、でした・・・・。
まとめ(一覧表)
上で紹介した商品を一覧表にしてみました。
今回は、一万円未満、というしばりを設けたこともあり、聞いたこともない会社からの購入になりそうです。
おもしろそうだけど、本当に大丈夫か?という不安とはセットになります。
商品がちゃんと届くか?きちんと動作するか?品質はどうか? という心配はつきまといますね。
でも、一個買ってみて大丈夫だった、って記事を見ても、安心材料にはならないですね。品質の不安定やバラツキこそが心配の第一ですからね
信用も一緒にほしいということであれば、番外編ですが、やはり、名の知れた一流メーカーの商品を選びましょう。
ただし、お値段は上がりますけどね
ということで、最後におまけです。
おまけ キヤノン inspecREC FV-100
デザイン性も抜群です。カラビナデザインになっています。
カラビナって、下の写真のようなパーツですね。これを使って、おしゃれに、服やバッグに簡単に付け外しができます。
色もピンク、水色、黄緑、グレーの4種類があるみたいで、いずれも可愛らしいです。
さて、スペックですが、大きさと重量としては、110.5×45.2×18.5mm、90gと、キーホルダー型カメラとしてはやや大きく、重ため。
256GBまでのマイクロSDが入れられます。
動画撮影は1280×720画素、30fps。(但し、専用アプリで1920×1080画素 30fps/60fps も設定できるみたいです。)
1回の撮影が最長10分となっています
これは、今回想定している使い方(撮りっ放しにしておいて後で静止画切り取り)からすると、少し不便かもしれません。
写真はスマホを使ったリモート撮影や、セルフタイマーもあるみたいなので、いろいろ遊べそうです。
水深2mの防水性能と防塵性能と2mの耐衝撃性能、とあります。
アウトドア―で遊ぶにはいろいろ楽しい性能ですね。
では、またっ!
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