50歳も過ぎてくると、体にいろいろと問題が出てくるものです。
その中の典型的な一つが、高血圧。
ごあいさつが遅れました。こんにちは、みどるさなぎです!
歳をとれば・・・とは書いたものの、僕は若いころから血圧は高め。
数年前、いよいよ投薬を受け始めたころ、毎日自宅で血圧を測るようにお医者さんに言われました。
血圧計が毎日の生活にかかせないマシンとなったのを機に、長く使っていた血圧計を、新しいものに買い替えました。
わりと満足度が高かったので、ご紹介っ!!
新しく買った日精(日本精密測器株式会社)の血圧計
ということで、買っちゃいました。
NISSEIの上腕式デジタル血圧計『DS-N10J』
6,700円でした
安物でもなく、高級機でもなく。まあまあのグレードかな・・。
この商品は『日本製』であることを、前面に出してアピールをしてるようです。
外国製が嫌だとか、日本品質に絶対の信用とか、そういうのは僕にはありませんが、
中高年がターゲットの商品なのでしょうし、「『日本製』がいい!」という層も厚いのでしょう。
これまで使ってた血圧計
これまでは、20年とか30年とか前の、かなり古いものを使っていました。
僕の親がずっと使った後、いまから10年ほど前に買い替えるときにもらったものなので、かなりの年代ものです。
随分と長持ちしたし(今でも使う分には問題なし)、優秀な商品だったのですが、新調したくなってしまったのです。
- 大きくて重い(持ち運ぶもんでもないので、いいのだけれど・・・)
- 膨らますときにやかましい(それもさほど気にならないのだけど・・・)
- 膨らみ終えるまでの時間がちょっと長い(それもあまり気にならない)
- シンプルに測るだけ。記録機能とかはない(無ければ無いで・・・)
このように、最新機には見劣りするものの、だからといって不満はさほどなく・・・。
なのですが、気分を変えるようなつもりで、新しいものに乗り換えです。
古い方のやつ、どうしようかな・・・。捨てるにも忍びない・・・。
以前に買ってはみたものの「これはちょっと・・」だった手首式
ところで、少し前に、手首式の血圧計を買ったことがありました。
献血したときに、血圧異常が出ていないか、を、ベッドから起き上がる前に測ってくれるときに使われるやつです。
あ、これ、手軽だし、便利なんじゃないの? って・・・。
確かに、コンパクトでとてもいいのですが、日常の健康管理、という意味で言うと、致命的な欠陥が・・・。
それは、測り方によって、とてつもなく数字が上下するのです。
心臓の位置と手首の位置関係とか、手の置き方とかで、全然数字がかわります。
横になって、心臓の上あたりに手首を置いて測ると、
最高血圧:128、最低血圧:81。
正常ですね。
極端な例で、立って手をぶら下げると、
最高血圧:166、最低血圧:120。
超高血圧です!
さらに極端な例で、手を上にあげると
最高血圧:109、最低血圧:56。
低血圧ですね!
毎日の健康管理、というよりは、測り方の管理、みたいな・・・。
僕が必要とする用途からすると、失敗でした。
でも、邪魔にならず、手軽で便利、というのは確かなので、ちゃんとわかって買う分にはいいと思います。
朝、目が覚めて、起き上がる前に、横になったまま決まった姿勢で、必ず正しい手首の高さで測る、とかですね。
NISSEIの血圧計『DS-N10J』はこんな特徴
ちゃんと測れてるかどうかが表示される
機能は外箱のイラストを見るとわかりやすいです。
【正常測定マーク】
正しい状態で測定できたら点灯します。
【体動マーク】
測定中に体が動いたため、正しく測定できていない可能性があるとき点灯します。
【不規則脈波リズムマーク】
測定中の脈波が一定でなかったときに点灯します。
安静状態で測定していてもよくこれが表示される場合は、医師に相談、とあります。
【腕帯巻き付けOKマーク】
加圧が始まった際に、腕帯が正しく到着されていることが確認できれば点灯します。
わりと静かで、測定も早い
測定はもちろん、腕帯を腕に巻き付けて、『測定/停止』というボタンを押すだけです。
これまで使ってた血圧計のように、地鳴りのようにフローリングを響かせることなく、かなり静かにスムーズに膨らんでいきます。
どこまで加圧するかは、装置の方で自動的に判断してくれます。
以前の血圧計は測定者自身で設定するので、加圧が足りないとエラー音を鳴らして測定中止、とかになっていました。
約10秒程度で加圧が終わり、静かに減圧していきます。
減圧はおそらくその人の最低血圧の高さ次第で、長かったり短かったりしますが、僕の場合は20秒程度でした。
測り終わると、測定時刻、最高血圧最低血圧、脈圧、脈拍が表示されます。
腕帯巻き付けOKマークと、正常測定マークもちゃんと点灯しています。
最低血圧が高いですね・・・。
要注意です。
毎日の血圧測定を装置に記録できる
買ってきて最初にすることは、日付と時間の設定です。
すると、普段(測定していないとき)の待ち受け画面がこのようになります。
目につく場所にあれば、ちょっとした時計代わりになりますね。
本体への日時設定によって、血圧測定の結果を、測定日時とともに本体に記憶することができます。
本体には「M1」と「M2」の2つの記憶の箱があります。
二人の人がそれぞれ別々に記録できる、というわけですね。
腕帯を正しく装着して、「測定/停止」ボタンを押して、測定を行うと、先ほどの測定完了時の画面になります。
そのとき、右上隅の数字が①になっているか、②になっているかを確認します。
もし自分がM1のメモリに書き込むことにしているのであれば、ここに①となっている状態であればOKです。
しかし、②になっている場合は、このままだとM2のメモリに書き込まれてしまうので、本体のM1ボタンを押して、①に変更します。
そして、「測定/停止」ボタンを押して電源を切ると、選んであったメモリに血圧と測定日時の情報が保存されます。
後日、測定結果を呼び出して、記録を確認する
本体には、「M1」と「M2」それぞれに、60回分の血圧記録を保存することができます。
待ち受け画面の状態(日付と時刻が表示された状態)で、M1ボタンまたはM2ボタンを押すと、メモリに保存されているデータが表示されます。
M1を押し、本体の上やじるしを押してゆくと、過去の測定結果にさかのぼって順に表示されてゆきます。
下の写真は、やじるしで、一回前の測定結果を選択したときの表示です。
右上隅に、M1が選択されていることが表示され、上部に「No.1」とあるので、一番最近の測定データです。
2秒ほど放置すると、一番上が測定した日付に切り替わります
さらに2秒ほど放置すると、測定した時刻に切り替わります。
このようにして、M1のNo.1には7/31の午後7時19分に測定したことがわかり、そのときの測定データをみることができます。
このように、過去にさかのぼってデータを見ることができるので、毎日ノートにつける必要がなく、便利です。
太陽と月のイラストがあるボタンを押すと、朝だけ(am4:00-am10:00)と夜だけ(pm7:00-翌am2:00)にわけて表示もしてくれるので便利ですね。
過去のデータの確認が終わったら、そのまま放っておくと、数秒後に元の待ち受け画面に戻るので心配ありません。
電池でも電源コードでも
コンパクトでお手軽に、が魅力的な商品なので、コンセントの位置や電源コードに束縛されずに、乾電池で使うのがおすすめです。
気にならなければ、コンセントに接続して使用すれば、電池の心配はしなくてすみます。
専用ポーチも付属
同梱物の中には、この血圧計を持ち運び(?)するための専用ポーチもあります。
ポーチにいれたところは、こんな様子です。
これは僕は使わんかな・・・・。
まとめ NISSEI(日精)の上腕式血圧計
正直、血圧計なんてどれも同じじゃん、と思っていました。
それはそれで多分正しい。
しかし、毎日使うものなので、早くて静かで快適、というのは意外に大きなポイントです。
なぜか、血圧計を新調してから、測定があまり苦に感じなくなりました。(気分的なものでしょうけど・・・。)
また、お医者さんからはよく、血圧を毎日記録することが大事、とか言われますが、なかなか、毎日ノートにつけるのもメンドクサイもの。
今回紹介した血圧計 NISSEI『DS-N10J』 では、装置内のメモリに記録してくれるので、普段はただ測定だけをして、血圧手帳へは後日まとめて転記、ということができます。
しかも、何回か測定しなおした場合には、その中から正確そうなのを選んだり、平均をとることも機能に盛り込まれています。
そんなムチャクチャ高い買い物でもないので、古い血圧計を使い続けている方は、新調してみるのもいいと思います。
気分も変わるし、意外に快適な使い心地であることに驚くかもしれませんよ。
では、またっ!
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